2014年7月25日金曜日

宮廷画家ゴヤは見た


予告編はなんか馬鹿みたいですが、
映画はとてもよかったです。

ロレンゾ修道士は
先頭に立って急進的なことをしたがるわりには
ころころと信念を変えるし
イネスやアリシアに対する
一連の行動を見ると、
無責任で
自分のことが大好きで、
人間の弱さ、卑怯さを
凝縮したような存在です。

時代の変わり目には
こうした人間の弱さが
大きな悲劇を生んでしまうことを
わからせてくれる映画でした。

でも、最後の異端審問でロレンゾが
命乞いをしなかったのは、
信念のために死を選んだのかしら?
逃げることをやめたのかしら…?

映画のラストはイネスがその後どうなったか
非常に気になる終わり方…
幸せになっててほしいなぁ…
ゴヤ、なんとかしてよ。


(それにしても、ロレンゾ役の
ハビエル・バルデムさん、
「食べて、祈って、恋をして」の
フェリペ役の人ですね!?
フェリペのときはめっちゃいい人でしたよ!?

私は映画を見ている間、ずっとロレンゾを
心の底から憎んでいました 笑
役者って凄い!

あと、ペネロペ・クルスの旦那なんですね!
すごい!)






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