アンナと王様

とってもいい映画でしたし、面白かったです。

英国が一番優れていると思っていたアンナの考えが変わって行くところが良かったです。

王様もかっこいいし、タイ人の女優さんも綺麗だし、タイの自然も、王宮の文化も美しかったです。

あと、王様の子供達がかわいい！

君の名は。

今さらですが、「君の名は。」のDVDを借りて見ました！

めちゃくちゃ面白くて、感動しました。

なんだかいろんな要素が短い時間にぎゅっと詰め込まれすぎて混乱しますが、あんまり難しいことは考えずに、素直に感動するのが一番だと思います。

結構ややこしいストーリーなので、２回見てやっと頭の中が整頓されるような映画です。

主人公の女の子が髪につけている組紐を、誰が持っているかに注目すると、ちょっと謎が溶けやすくなるような…うーん。

ところで、新海誠さんって万葉集とか古典の言葉がお好きなんですね。
古典の世界の教養があると、よりこの映画を楽しめるのではないかと思いました。

例えば
①名を訊ねることは古代の日本では求婚を意味していました。
②口噛み酒は古事記にも出てきます。須佐之男命（スサノオノミコト）も、八岐大蛇（ヤマタノオロチ）に口噛み酒を飲ませて、酔わせて眠らせて退治しています。
③黄昏（誰そ彼）時はお化けや幽霊が出やすい時間帯だと思われていました。
「あなたは誰？」と聞いた相手はこの世のものではないのかもしれません…。

東京無国籍少女

苦痛に満ちた１時間を乗り越えれば、ラストの２５分くらいはすごく面白い映画でした。

元々、押井守さんが好きだ、という方には、いつもの押井さんですから、面白いですよ。
安心してください。と言えますが、
押井さんのテイストがあんまり好きではない方には絶対おすすめしません。
そのくらい、最初の１時間はめっちゃつまんないです。
（ちなみに映画は全部で１時間２５分）
押井さんの映画見てると、途中で「くそ、こんなつまらない映画作りやがって！」と思うのですが、やっぱり最後までちゃんと見てると報われます。押井さんを信じてよかった！って感じ。

映画の内容はいつもの押井さん節。
夢と現実どっちがどっちなのか・・・。
「現実」がむき出しになる戦闘。

あと泳ぐ女性、美味しくなさそうな食事。

これ以上書くとネタバレになるのでやめます。
予告編に出てくるアクションシーンは本当にレベルが高いなと思いました。