映画「食べて祈って恋をして」の原作者であるエリザベス・ギルバートさんが
TEDでとってもためになることをおっしゃっていました。
日本語字幕がついた動画はこちらで見られます。
ものすごくはしょって要約すると、
芸術家の創造性は遠く未知の世界からやってくる存在によってもたらされるもので、
独りの人間の才能(天才)によるものではない。
そういう風に考えれば、芸術家はプレッシャーや肥大化したエゴに悩まされて
朝からジンを飲まなくてすむよ。
といったかんじでしょうか。
わたしはこのスピーチを見て、とても感動しました。
芸術作品を創造したことのある人なら誰もが味わう
悲しみと苦しみと、そしてなにより喜びがよく表現されているからです。
彼女自身の体験談と、彼女の周りの芸術家たちの、
インスピレーションがやってきたときの体験談がとてもユーモラスで面白いです。
創作活動につきものの、
あの気まぐれで制御できない「なにか」(古代ギリシャの人はダイモンと呼んだ)
とのつきあいをこんなふうにフランクにできたらいいなと思います。
最後の方に闘牛の話がでてきますね。
スペイン出身の芸術家パブロ・ピカソも闘牛をこよなく愛していました。
闘牛の中に神を垣間見ていたのでしょうか。
ところで、このスピーチを見て思い出したのが、
物理学者のリサ・ランドールさんのインタビューです。
「遠く未知の世界」って、こんな感じであるんでしょうかね・・・?
それにしてもリサ・ランドールさんも、エリザベス・ギルバートさんも
お美しいですね・・・