2013年6月18日火曜日

アントニオ・ロペス展に行ってきました。


渋谷のBunkamuraにて開催されていたアントニオ・ロペス展を見てきました。

近くの金券ショップで展覧会の招待券を購入したところ、200円お得になりました♪
展覧会や映画なんかを見るときには、金券所ショップお勧めです!



肝心の展示内容ですが、とっても良かったです!
会期終了間際にすべりこみで見れてよかった~!と思いました。

まず、展覧会のポスターにもなっているマドリードの風景画。
とっても素敵でした!
アントニオ・ロペスは実際に道路や屋上にキャンバスを持っていき、
制作していたそうなのですが、
そのためか、絵の前に立つと本当に自分がマドリードにいるかのような臨場感を味わいました。

絵というよりも、額縁の中には窓があって眼下にはマドリードの風景が広がっている・・・
そんな印象をうけました。

てっきり写真を見て描いているのだと思っていましたが、
きっとその場で制作しないと出てこないものがあるのですね。

また、チケットにもデザインされている≪マリアの肖像≫は
鉛筆のデリケートな諧調がとっても綺麗でした!

ロペスは油彩もいいですが、鉛筆デッサンも同じくらい素晴らしいです。

建設途中の競技場を描いたデッサンも、建設途中でむき出しになっている柱や
建築部材の細かな線が非常に繊細に描かれていて美しかったです。

あとはテーブルの上に置かれたガラスの花器に生けられた、
薔薇やスミレをささっと油彩で描いた作品は、
テーブルクロスの白と淡いグレーの影だけでガラス器と水を見事に描いていて感動しました。

さすがヴェラスケスの国の画家だと思いました。

そんなアントニオ・ロペス展ですが、東京展は終わってしまいましたが、
長崎で6/29~8/25
岩手で9/7~10/27
に開催されるようです。

お近くの方はどうぞ。
お勧めの展覧会です。







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