大変美しくていい映画だと思いますが、少し退屈かもしれません。
表現が上品なのはいいと思いました。
ファッション史のことも、すこーしだけ分かります。
あとは当時のドラッグカルチャーとかゲイカルチャーって、こういった感じだったのかなとか。
私はドラッグに頼らないと創造できない人間は本当の天才ではないと思っています。
途中で、サンローランてどうしようもない屑だったのかなぁ…なんて思ってしまいましたが、ラストのコレクションのシーンはものすごく美しかったです。
いくら芸術家気質のデザイナーでも、あそこまで繊細な神経なのは生きるのがしんどいだろうなと思います。
あと、この映画、途中までものすっっごいブルジョワジーの世界が描かれていて、なんかものすっごく腹が立ちます。